
STO(セキュリティトークン)コンサルティング|ブロックチェーン×資金調達
ICOに代わる新たな資金調達手段として、Security Token Offering(STO)が注目を集めています。STOは、株式・債券・ファンド持分などの有価証券をトークン化し、法規制に準拠した形で資金調達を行う手法です。
ブロックチェーン技術とスマートコントラクトを活用することで、柔軟かつ安全な金融商品設計が可能になります。 従来のICOが抱えていた課題、すなわち法的リスクや詐欺的案件への懸念を払拭する形で、STOは透明性・信頼性・規制対応の三拍子を備えた次世代型ファイナンス手法として、世界中の企業・スタートアップ・金融機関で活用が始まっています。
STOとは何か?その定義と可能性
STOは、有価証券の法的性質を持ったトークンをブロックチェーン上で発行し、投資家に対して販売する資金調達手法です。このセキュリティトークンには、配当・議決権・利息など、法的効力を伴う権利を紐づけることが可能で、既存の証券をブロックチェーン化する仕組みとも言えます。
STOがもたらすメリット
- スマートコントラクトで契約や権利行使を自動化(配当・議決権など)
- 不動産・未上場株式・ファンドなどの資産を小口化して流動性を確保
- P2Pでの証券取引が可能となり、中間コスト削減と迅速な資金調達を実現
- 国際展開を見据えた多言語・多通貨対応の可能性
当社のSTOコンサルティングサービス
コンセンサス・ベイスでは、構想段階から発行・実行・運用フェーズまで、STOの全工程を一気通貫で支援します。以下のような段階的アプローチで、最適な実行支援を行います。
(A) ビジネス戦略・事業設計支援
- 市場・技術・競合調査によるビジネス要件整理
- トークンエコノミクスの構築と資金調達スキームの設計
- 将来キャッシュフロー予測と複数シナリオでのシミュレーション
(B) STO企画・準備コンサルティング
- 対象国・投資家の選定と法規制分析(例:米国Reg D, Reg A+など)
- 証券登録免除申請のサポートと法務アドバイザーとの連携
- STO発行プラットフォームの選定と技術的要件定義
- 投資家向けホワイトペーパー・ピッチ資料の制作
(C) 発行・実行支援(Execution Support)
- 国内外投資家への案件説明とリード獲得(ビデオ会議など)
- セール期間の全体進行・法務/技術/運営の三位一体体制構築
- クロージングフェーズでの手続・プラットフォーム調整
コンサルティングの特徴

Technology Expertise: ブロックチェーン技術への深い理解と洞察
ブロックチェーンの黎明期から実証実験・技術コンサルティングを行っている弊社では、ブロックチェーン技術に関するノウハウが蓄積されています。また、過去のプロジェクト経験から、ブロックチェーンをビジネスに活用する際の課題点なども熟知しており、技術面からも実現可能なご提案をいたします。
Management Experience: 豊富な企業経営の経験に基づく実践的なアドバイス
STOは通常、資金調達という位置づけを超えて、会社全体の将来の命運をかけるビジネス上の大きな決断となります。弊社では企業経営の経験が豊富なベテランコンサルタントを擁し、クライアントの経営陣の立場に立った実践的なアドバイスを提供しております。
High-quality Solutions: 戦略コンサルトップファームと同等のクオリティ
弊社では、戦略コンサルティングのトップファーム出身者が中心となって、カスタムメイドのソリューションをご提案いたします。そのプロセスでは、クライアント企業様の経営幹部のご意向を十分にヒアリングしたうえで、
クライアント企業内のプロジェクト担当者様のみならず、社内関係部署の方々とゼロベースで議論を重ね、納得のいくソリューションまで落とし込みます。
導入事例
- 再生可能エネルギー系スタートアップ: 欧州・米国でのSTO構想から実行支援(2019年〜)
- 金融系ベンチャー: 株式連動型セキュリティトークンによる国内向け調達支援
無料相談のご案内
STOの導入をご検討中の企業様へ。戦略構築・技術選定・規制対応のすべてを、当社の専門チームがサポートします。お気軽にご相談ください。
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