デジタルトレーディングカード『ブロックチェーン・トレカ(仮称) 』共同開発のお知らせ

ITサービス事業とコンテンツ事業を展開する株式会社アエリア(以下「アエリア」 本社:東京都港区 代表取締役:小林祐介)と、国内で最も古くからブロックチェーン技術の専門企業として事業展開するコンセンサス・ベイス株式会社(以下「当社」 本社:東京都品川区 代表取締役:志茂 博)は、当社が開発を進めていたブロックチェーンのコントラクト(プログラム)をベースに、アエリアグループが事業展開するオンラインゲームのトレーディングカードをブロックチェーン上のデジタルアセットとして登録・発行・流通することが可能なデジタルトレーディングカード『ブロックチェーン・トレカ(仮称)』を共同開発、2017年11月にサービス開始いたします。

現在、トレーディングカードの国内市場規模は2011年の段階で1,000億円を突破しており、デジタルトレーディングカードの世界市場規模は約1,400億円にも上ります。 デジタルトレーディングガードは利用者同士で対戦を行うだけでなく、希少価値の高いカードの収集など利用者の目
的は多岐にわたります。そのため利用者同士のカード交換のニーズが存在します。

しかしながら、現状はトレーディングカードをゲーム運営会社のサーバーで管理しているため、カード保有者が自由にカード交換できないなど以下のような課題があります。

①ゲームがサービス終了すると、カードもなくなり、カードの価値がゼロになる
②ユーザーはあるカードが合計何枚発行されているかわからない
③例えば同じキャラクターのカードであれば、カード一枚一枚に区別がない

そこで、このたびアエリアと当社が共同開発するデジタルトレーディングカード『ブロックチェーン・トレカ(仮称)』では、トレーディングカードをゲーム運営会社のサーバーでなく、デジタルアセットを改竄がほぼ不可能なかたちで記録・流通できるブロックチェーン技術(イーサリアム ERC20)を利用することで、トレーディングカードをデジタルアセットとして一枚単位で登録・発行・流通し、上記課題を解決いたします。

①ゲームサービス終了後も、カードはブロックチェーン上に存在し価値が持続する
②カードの発行枚数はブロックチェーン上に開示され、発行枚数を管理することができる
③カードの一枚一枚にシリアル番号が付与され、限定カードの発行ができる

アエリアはグループのオンラインゲーム開発・運営ノウハウを活かしトレーディングカードの企画・開発・販売・運営を担当、当社は専門企業として培った技術力をベースにブロックチェーン関連の設計・開発・運用を担当します。

2017年11月より以下トレーディングカードを『ブロックチェーン・トレカ(仮称)』でリリースする予定です。

● DYNAMIC CORD
● その他アエリアグループ会社のキャラクターなど

また、『ブロックチェーン・トレカ(仮称)』をデジタルトレーディングカードのプラットフォームとして普及させるため、さまざまなトレーディングカードを『ブロックチェーン・トレカ(仮称)』でリリースできるよう多方面に働きかけていきます。

さらに、アエリアと当社の協業範囲を拡大し、ブロックチェーンを利用したオンラインゲーム内通貨を共同開発・リリースすることで、『ブロックチェーン・トレカ(仮称)』のデジタルトレーディングカードの流通を促進し、かつオンラインゲームの共通通貨として利用されるようなゲーム通貨のICOも視野に入れ事業展開していきます。

<サービス概要>


ブロックチェーン・トレカ概要図

本件のリリースPDFはこちら20171002-aeria-consensusbase-release

<本件に関するお問い合わせ>
コンセンサス・ベイス株式会社
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