コンセンサス・ベイス http://test.cbase.info ブロックチェーン技術専門コンサル・開発企業 Thu, 16 Aug 2018 06:13:12 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.8 http://www.consensus-base.com/wp-content/uploads/2017/02/cropped-LOGO-SQ-32x32.png コンセンサス・ベイス http://test.cbase.info 32 32 Taproot/Graftroot解説 第1回 Taprootの概要 http://www.consensus-base.com/salon/abstract-of-taproot/ Tue, 06 Mar 2018 05:56:25 +0000 http://www.consensus-base.com/?p=2403 はじめに

本記事は、全3回に渡って、Taproot/Graftrootと呼ばれるビットコイン上の新しいコントラクトのアイデアを紹介します。また、これらの技術の前提ともなる、シュノア署名やMuSigについても取り上げます。

第1回では、Taprootの概要について解説し、第2回ではシュノア署名とMuSig、第3回でGraftrootの概要について解説します。

前提知識として、MASTについての最新動向記事に目を通しておくことが望ましいです。

ゴール

Taprootのコンセプト、メリット、課題を把握する

ターゲット

ビットコインのチェーンの実装、技術面について興味のある方

トピックス

はじめに
– 第1章 Taprootの目的
– MASTの課題
第2章 Taprootのアイデア
– コントラクトのテンプレート化
第3章 Taprootに対する考察
– Taprootのメリット
– Taprootの課題
まとめ

第1章 Taprootの目的

Taprootは、2018年1月にGregory Maxwellによって提案された、MAST(Merkelized Abstract Syntax Trees)の効率性と秘匿性をより強固なものとするアイデアです。

MASTとは、ビットコイン上の複雑な条件を含むコントラクトを効率的にトランザクションに記述することができ、不要な情報をブロック上に公開する必要がないため、秘匿性も向上させる技術です。

まずは、Taprootが解決しようとしているMASTの課題について説明します。

MASTの課題とは?

MASTでは、複雑な条件を含むコントラクトを、Abstract Syntax Treesと呼ばれるツリー構造で記述し、そのツリーのハッシュ値のみをオンチェーンに記述することで、トランザクションのデータサイズを削減します。

例として、アリスとボブの2-of-2のマルチシグと、一定のタイムアウト値経過後にボブへ支払いされるコントラクトをMASTで記述する場合の構造を、図1に示します。

ここで、オンチェーン上に含まれるMAST rootやhashの値は、マルチシグやタイムアウトのスクリプト自体より小さなデータとなるため、直接トランザクションにスクリプトを記述するより、トランザクションサイズを削減することができます。

また、MAST rootやhashの値だけでは、このトランザクションにアリスやボブが関わっていることは特定できず、プライバシーの向上にも繋がります。

ここで、MASTにおける課題とは何でしょうか?

まず、秘匿性について考えてみると、確かにMAST rootやhashだけではアリスやボブのアドレスまでは特定できませんが、MASTを用いて何かしらの記述をしている、ということは分かります。
一般的な支払いのトランザクションの数に比べて、MASTを用いたトランザクションの数が極めて少ない場合、MASTのフォーマットを用いたトランザクションを発行している、という行為自体が、何らかの情報漏洩に繋がる可能性があります。

 それでは、すべてのトランザクションがMASTのフォーマットで記述されていればどうでしょう?
その場合、一般的なトランザクションと複雑な条件を含むトランザクションを区別することは難しくなりますが、MASTのフォーマットに従うためには少なくとも2つ以上のhashが必要なため、単純な支払いであってもダミーのスクリプトを用意して、そのhashをトランザクションに埋め込む必要があります。これでは、MASTを用いることで逆にトランザクションの容量が増加してしまうことになり、効率性のメリットを損ないます。

 したがって、MASTには確かに、効率性と秘匿性というメリットはあるものの、両者はトレードオフの関係にあり、秘匿性を向上させようとすると効率性が低下する、という課題があります。

第2章 Taprootのアイデア

Taprootのアイデアは、MASTの課題である効率性と秘匿性のトレードオフに対して、特定の条件下であれば、両者を同時に満たすことが可能となるものです。

 ここで、特定の条件下というのは、MASTで記述したいコントラクトをテンプレート化し、そのテンプレートに従うものであれば、Taprootのアイデアによって最適化できる、というものです。

それでは、「コントラクトのテンプレート化」とはどういうことなのか?
また、どのように実装しているのか?
シュノア署名の技術がどのように活用されているのか?

続きが気になった方は、DMMオンラインサロンにて開講中の「即戦力!ブロックチェーン技術者養成道場」をのぞいてみてくださいね。

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UTXO式とアカウント式の設計の違いとメリット・デメリット http://www.consensus-base.com/salon/difference-between-utxo-and-accounts-20180301/ Thu, 01 Mar 2018 03:00:54 +0000 http://www.consensus-base.com/?p=2395 Ethereum技術動向】2018年3月1日公開

はじめに

暗号通貨の残高管理には2種類の方法があります。

一つはビットコインで実装されている、都度未使用残高(UTXO: Unspent Transaction Output)を合計して残高を確認するUTXO式と呼ばれている方法、もう一つはイーサリアムで実装されている、アカウントごとに残高の情報を保持するアカウント式と呼ばれる方法です。

今回はビットコインとイーサリアムを例に、それぞれの残高管理方法として採用されている”UTXO”と”アカウント式”について解説します。

ゴール

UTXO式とアカウント式の違いとそれぞれの得意なこと、メリットを理解する

ターゲット

ビットコイン、イーサリアムのチェーンの実装、技術面について興味のある方

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Ethereum技術動向: Casperについて 第1回 http://www.consensus-base.com/salon/dojo-ethereum-casper-1st-20180227/ Tue, 27 Feb 2018 05:11:12 +0000 http://www.consensus-base.com/?p=2384 Ethereum技術動向】2018年2月27日公開

はじめに

EthereumはFrontier、Homestead、Metropolis、Serenityと名付けられた4回のメジャーアップデートにより段階的に進化しており、現在、Metoropolisの第一段階であるByzantiumが完了しています。

本記事では、この後に予定されているSerenityで導入されるProof of StakeであるCasperについて解説します。

トピックス

  • Proof of Workの問題

  • Proof of Stakeの設計思想

  • 2つのCasper

ゴール

 EthereumのProof of Stake実装であるCasperについて理解します。

ターゲット

 Ethereumに興味がある方を対象としています。

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クラウド環境へのイーサリアムの環境構築 Ethereum Studioを使ってみよう http://www.consensus-base.com/salon/deploy-ethereum-studio-on-azure-20180222/ Thu, 22 Feb 2018 03:30:15 +0000 http://www.consensus-base.com/?p=2381 Ethereum実装編】2018年2月22日公開

はじめに

シリーズ最終回の今回は、今までとは視点を変えてEthereumの統合開発環境を取り上げます。

コマンドラインのEthereumの統合開発環境としては、Remixが有名です。また、IntelliJやVisual Studioなどの総合環境もEthereum開発のためのプラグインが提供されています。

今回は、Azureのテンプレートとして提供されており、簡単にAzure上に構築できるEthereum Studioを選びました。

まだ、Ethereum Studioの日本語の情報は少ないので、本記事が参考になれば幸いです。


トピックス

  • Ethereum Studioとは

  • Ethereum StudioAzureへのデプロイ

  • Ethereum Studioチュートリアル

ゴール

Azure上でEthereum Studioを動かせるようになる

ターゲット

Ethereumに興味がある方、Solidityのコードが書けるようになりたい人

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MAST(Merklized Abstract Syntax Tree)最新動向 第2回 MASTの実装 http://www.consensus-base.com/salon/dojo-mastmerklized-abstract-syntax-tree-20190220/ Tue, 20 Feb 2018 03:30:38 +0000 http://www.consensus-base.com/?p=2377 Ethereum実装編】2018年2月20日公開

はじめに

前回に引き続き、ビットコインのパフォーマンス向上ソリューションであるMASTについて解説します。

第2回では、MASTの実装として、具体的なデータ構造、および、代表的なMAST実装の提案について解説します。

トピックス

  • MASTのデータ構造(マークルツリー、AST(抽象構文木))
  • MAST実装の例、サンプルコード
  • 導入に向けた最新動向

ゴール

 MASTを実現する技術について触れた上で、MAST実装の具体例を実際のコードを見ながら理解を深める。

ターゲット

ビットコインのパフォーマンス、プライバシー向上のためのソリューションに興味のある技術者。

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コントラクトコード分析ツールMythrilの使い方・利用方法 http://www.consensus-base.com/salon/dojo-etherium-mythril-20180215/ Thu, 15 Feb 2018 03:00:34 +0000 http://www.consensus-base.com/?p=2368 Ethereum実装編】2018年2月15日公開

はじめに

Mythrilとは、Solidityのコードやブロックチェーン上のコントラクトをセキュリティ的に分析するツールです。

本稿では、単にMythrilの使い方のみならず、危険なコードを分析した時の結果やコントラクトの実行順序の可視化にも触れます。

実際にMythrilの開発実行環境構築から、セキュリティ分析、コントラクト探索・可視化などの詳細機能まで、実際のコマンドや実行結果の例を交えながら説明していきます。

トピックス

  • Mythrilの環境構築
  • Mythrilを用いたセキュリティ分析手法

  • コントラクト実行順序グラフを可視化する

  • ブロックチェーン上でのコントラクト探索

ゴール

 Mythrilを使って、Ethereumのセキュリティ分析ができるようになります。

ターゲット

 Ethereumやセキュリティ分析に興味がある方を対象としています。

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MAST最新動向 第1回 MASTの概要 http://www.consensus-base.com/salon/dojo-mast-20180213/ Tue, 13 Feb 2018 04:42:38 +0000 http://www.consensus-base.com/?p=2365 【最新技術動向】2018年2月13日公開

 

今回は、全2回に渡って、MAST(Merkelized Abstract Syntax Trees)と呼ばれるビットコインのパフォーマンス向上ソリューションについてご紹介します。

第1回では、MASTの概要として、特徴や適用可能性、他のソリューションとの比較や関連性について具体的に触れ、わかりやすく解説します。

はじめに

本記事は、全2回に渡って、MAST(Merkelized Abstract Syntax Trees)と呼ばれるビットコインのパフォーマンス向上ソリューションについて解説します。

第1回では、MASTの概要として、特徴や適用可能性、他のソリューションとの比較や関連性について解説します。

第2回では、MASTの実装として、具体的なデータ構造、および、代表的なMAST実装の提案について解説します。

前提知識として、ビットコインのブロックチェーンの仕組みやスケーラビリティ問題についての理解があると望ましいです。

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IOTAの基礎知識 第2回 http://www.consensus-base.com/salon/dojo-iota-20180208/ Thu, 08 Feb 2018 06:12:45 +0000 http://www.consensus-base.com/?p=2362 【導入編】2018年2月8日公開

 

IOTAの基礎知識第2回です。第1回では、IOTAの構成や運用における懸念点を説明し、開発に用いる環境のセットアップについて解説しました。

今回は、IOTAの実装のために提供されているAPIを用いたプログラムに関する解説を行います。APIの導入、プログラムの実行の手順と、その具体例をコードを交えわかりやすく解説します。

はじめに

 IOTAの基礎知識 第1回では、IOTAの構成や運用における懸念点を説明し、開発に用いる環境のセットアップについて解説しました。

 第2回では、IOTAの実装のために提供されているAPIを用いたプログラムに関する解説を行います。

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Ethereum技術動向:コンスタンティノープルについて http://www.consensus-base.com/salon/dojo-constantinople-20180206/ Tue, 06 Feb 2018 04:42:49 +0000 http://www.consensus-base.com/?p=2360 【最新技術動向】2018年2月6日公開

 

Ethereum は2015年のリリース当初から、開発フェーズを4段階に分けるというロードマップを描いており、次に予定されているハードフォークはConstantinople です。

今回はそのConstantinopleにおける各ポイントを解説しています。

はじめに

今回の内容

 Ethereumは2015年のリリース当初から、開発フェーズをFrontier、Homestead、Metropolis、Serenityの4段階に分けるというロードマップを描いており、現在はMetropolisの第一弾であるByzantiumの導入が終わったところです。

そして次に予定されているハードフォークがMetropolis第二弾のConstantinopleです。

今回はそのConstantinopleにおける変更点をまとめます。

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IOTAの基礎知識 第1回 http://www.consensus-base.com/salon/dojo-iota-20180201/ Thu, 01 Feb 2018 04:29:27 +0000 http://www.consensus-base.com/?p=2355 【導入編】2018年2月1日公開

 

今回は、2回に分け、IOTAについてご紹介します。IOTAは、Bitcoinなどに利用されてきたブロックチェーンとは異なるデータ構造をもつ、分散台帳システムです。

ブロックチェーンと比較してより非中央集権的な構造を持ち、拡張性に優れているのが特長です。

第1回では、IOTA独自のデータ構造とその問題点について説明し、IOTAの実装環境として提供されているIRIのセットアップと実行方法についてわかりやすく解説します。

はじめに

 IOTAは、Bitcoinなどに利用されてきたブロックチェーンとは異なるデータ構造をもつ、分散台帳システムです。

ブロックチェーンと比較してより非中央集権的な構造を持ち、拡張性に優れています。また、情報の基本単位としてBitに類似した3進数を用いる独自の処理体系を有しています。

特に、トランザクションに関する手数料がかからないため、マイクロペイメントなどの取引に有効です。

 第1回では、IOTA独自のデータ構造とその問題点について説明し、IOTAの実装環境として提供されているIRIのセットアップと実行方法について解説します。

 第2回では、APIを用いたプログラムについての解説をします。

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